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三菱商事 2020年3月期 第1四半期 決算メモ

商社を見てみようシリーズ。
三菱商事を見てみました。

特色

総合商社大手。三菱グループ中核。原料炭等の資源筆頭に機械、食品、化学品等の事業基盤厚い
参考 三菱商事(株)【8058】:株式/株価 - Yahoo!ファイナンス

対象の決算期

2020年3月期 第1四半期

ざっくり言うと

増収減益。
セグメント的には自動車・モビリティ、石油・化学、金融資源、産業インフラで苦戦。

2020年3月期 第1四半期 業績 (百万円)

収益 3,941,312 (YoY 1.7%)
売上総利益 483,853 (YoY ▲3.8%)
税引前利益 222,618 (YoY ▲17.7%)
四半期利益 174,152 (YoY ▲20.8%)

主要指標

1円の円安/円高につき、年間30億円の増益/減益インパク
2019年度業績見通しは110.00円で設定
8/4現在106.587なので、これ以上の円高が進めば
年平均で-3円くらいだとすると90億円の減益インパクトか。

キャッシュフロー

営業キャッシュフローに関しては前年同期比で2.5倍増加していて、
ほとんど売上債権の増減によるもの。3ヶ月で240億くらい営業債権が減っている。

感想

US$の金利に関しても言及があり、利下げの影響はどうなるのか気になるので見てみたい。
それよりも円高の影響か、ここ数日で株価が結構下がっている。
気になった点は、営業債権が多く、現在3.69兆もあるので、ほぼ収益になっているが、
商社の入金期間は長いのか??キャッシュフローにも影響しているし、他の会社を比較してみよう。
あとは投資家向けの情報が充実していて、実際のデータ推移などは
財務情報:ファクトシート | 三菱商事
こちらでさっと確認できます。