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決算資料を見ていろいろ考察するBlog

カカクコム 2020年3月期 第1四半期

カカクコムの決算を見てみました。

特色

グルメサイト「食べログ」と価格比較サイト「価格.com」運営、掲載店からの手数料が柱
参考 (株)カカクコム【2371】:株式/株価 - Yahoo!ファイナンス

対象の決算期

発表日
2019年8月1日
2020年3月期第1四半期

ざっくり言うと

増収増益。採用加速して人件費増加も広告宣伝費の減少により
QoQで連結営業費用減少

2020年3月期第1四半期業績 (百万円)

売上収益  14,224 (YoY 13.7%)
営業利益   6,448 (YoY 16.0%)
税引前利益  6,336 (YoY 14.5%)
営業利益率  45.33%

主要指標

価格コム MAU 5,473万人
食べログ MAU 11,877万人
有料プラン店舗 YoYで1600店舗増加
 ネット予約人数 YoY 35.3%増加
1店舗あたりの⽉額料金(四半期平均)YoY 4千円程度増加

感想

1年で100人以上社員が増えている。

項目 前年同期 当期1Q 増減
人数 917 1,028 +111
人件費(百万円) 1,936 2,225 +289

月で割ると一人頭86万くらい
投資中の事業持ってて、
営業利益率40%超え、更に改善傾向なのはすごい。
年次の決算で良かった年に比べると低い営業利益率なので、やはりいろんな年の比較が必要か。
投資家にとっては、ここまで安定して営業利益が出ていて配当もしていたら、利益下げるのを嫌がりそうだけど、
大きく投資したいときはどうするんだろうか。
会社によってお金の使い方違うなぁ。