IR Report

決算資料を見ていろいろ考察するBlog

さくらインターネット 2019年3月期 決算資料

データセンターのさくらインターネット
第1四半期決算はおそらく来週なので、出たら再度確認する。

特色

データセンター運営の業界大手。ベンチャーや小口顧客の比率高い。AI、IoT関連も育成中
参考 さくらインターネット(株)【3778】:株式/株価 - Yahoo!ファイナンス

対象の決算期

2019年3月期

ざっくり言うと

売上は伸びているがデータセンター増床により短期的に利益率悪化。
大口の案件を受注。

2019年3月期(百万円)

売上高  19,501 (YoY 14.5%)
営業利益 567 (YoY △24.0%)
経常利益 395 (YoY △31.1%)

主要指標

損益推移
https://www.sakura.ad.jp/ir/images/financial_kobetsu/img_graph1_2019.png

決算概要、これからの動き

2019年2月に増床しているので、それによる借り入れと減価償却で短期的には利益率下がっているが、データセンターの集約と効率化、積極的な人員採用などで次のアクセルを掛ける。
2月に増床して3月末時点で42.9%の稼働率とのことなので、次の四半期決算では利益率とその稼働率の進捗を確認する。

DXのプラットフォーマーを目指しているとのことで、
これからの様々な産業との連携などで、新しい事業の柱ができるかも??
AWSに持って行かれているかとも思ったが、順調に成長しているように見える。