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決算資料を見ていろいろ考察するBlog

KADOKAWA 2020年3月期 第1四半期 決算メモ

特色

出版大手KADOKAWAと動画サイト運営のドワンゴが統合。ニコニコ動画の立て直し急務
参考 (株)KADOKAWA【9468】:株式/株価 - Yahoo!ファイナンス

対象の決算期

2020年3月期 第1四半期

ざっくり言うと

海外ロイヤリティ収入と構造改革(ドワンゴの黒字化)により増益。

2020年3月期 第1四半期業績 (百万円)
指標 金額(百万円) YoY
売上高
49,745
0.2%
営業利益
3,471
769.0 %
経常利益
3,643
227.7 %
四半期純利益
2,603
606.5%
資産現状
項目 金額(百万円)
総資産
232,401
純資産
104,637
自己資本比率
44.1%
時価総額(2019/08/22 15:00)

110,875百万円
PBR 0.96

2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
指標 金額(百万円) YoY
売上高
217,000
4.0 %
営業利益
5,400
99.4 %
経常利益
6,200
47.4%

感想

ドワンゴ側の費用面がだいぶ抑えられているので、
今後も同じ方針なら、利益が出しやすい体質になると思われる。
説明会資料の20ページ、1Qの売上原価の数字が多分ミスだと思うんだが
決算資料でミス初めて見つけたか?

パートナーエージェント 2020年3月期 第1四半期決算 メモ

特色

結婚相談所、婚活パーティなど展開。事業者間会員相互紹介システム「コネクトシップ」も提供
参考 (株)パートナーエージェント【6181】:株式/株価 - Yahoo!ファイナンス

対象の決算期

2020年3月期 第1四半期決算

ざっくり言うと

M&Aで大幅増収、増益
シナジー効果でのれんよりも大きく利益貢献

2020年3月期 第1四半期業績 (百万円)
指標 金額(百万円) YoY
売上高
1,981
86.4%
営業利益
88
260.2%
経常利益
90
778.1 %
四半期純利益
65
876.9%
主要指標
資産現状
項目 金額(百万円)
総資産
5,185
純資産
1,051
時価総額(2019/08/21 15:00)

3,277百万円
PBR 3.04

2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
指標 金額(百万円) YoY
売上高
9,100
119.2%
営業利益
230
6.3%
経常利益
170
-18.4%

感想

2016年から投資CFをだんだん増やしていて、現状4期前に近い利益率なので、
上場来最高値まで上がる期待値はなかなか難しいか。
少子高齢化でも婚活パーティやスマ婚が利益がガンガン増えてるのは、潜在的に結婚したい人がたくさんいるからか?
婚活系も成果にコミットとまではいかなくても、成婚退会率などを上げていってるのでこれに国がもっと出資して、利益を上げたりすればいいのに難しいんだろうか??

リブセンス 2019年12月期 第2四半期決算メモ

 

***  特色
転職口コミサイトなど求人情報サイト運営。成功報酬型ビジネスモデルに特長。不動産情報も
参考 https://finance.yahoo.co.jp/stock?code=6054.T  


***  対象の決算期
2019年12月期 第2四半期決算説明会資料


*** ざっくり言うと
経営資源の最適化の為、一部のサービスで営業費用減少。原価が下がったことで減収増益


***  2019年12月期 第2四半期業績 (百万円)   
|指標|金額(百万円)|YoY |
|売上高|<div align="right">3,160</div>| -10.2%|
|営業利益|<div align="right">121</div>  |  172.4%|
|経常利益| <div align="right">183</div>   | 105.7%|
|四半期純利益| <div align="right">126</div> |94.3% |


*** 資産現状
|項目|金額(百万円)|
|総資産|<div align="right">4,572</div>|
|純資産|<div align="right">3,819</div> |


*** 時価総額(2019/08/20 15:00)
7,373百万円
PBR 1.94倍


*** 2019年12月期の連結業績予想(2019年1月1日~2019年12月31日)
|指標|金額(百万円)|YoY |
|売上高|<div align="right">6,500</div> |-4.3%|
|営業利益|<div align="right">150</div>  |  22.6%|
|経常利益| <div align="right">- </div>   |%|


** 感想
伸びてるのは不動産メディアと転職ドラフトなどのその他のカテゴリ。
 補足資料を見ると今後のサービスの重要な戦略にデータサイエンティストを中心に置いているが、どこも似たようなことをやりたいだろうからその人材は引く手数多そうだから採用大変そう。
そこは会社のノウハウで採用するのかな??

 


** 決算説明会資料リンク
2019年12月期 第2四半期決算説明会資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6054/tdnet/1745539/00.pdf


短信
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6054/tdnet/1745537/00.pdf
 

ジーンテクノサイエンス 2020年3月期 第1四半期決算 メモ

摩訶不思議銘柄

特色

北大発創薬ベンチャー。がん、免疫、バイオ後続品主眼。再生医療も。ノーリツ鋼機グループ傘下
参考 (株)ジーンテクノサイエンス【4584】:株式/株価 - Yahoo!ファイナンス

対象の決算期

2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

ざっくり言うと

7期連続で営業損失中 第一四半期もマイナス
大きな経常損失はのれん減損によるもの

2020年3月期 第1四半期業績 (百万円)
指標 金額(百万円) YoY
売上高
283
%
営業利益
-209
%
経常利益
-211
%
四半期純利益
-6,147
%
資産現状
項目 金額(百万円)
総資産
3,090
純資産
2,644
時価総額(2019/08/19 15:00)

19,740百万円

2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
指標 金額(百万円) YoY
売上高
1,050
%
営業利益
-1,220
%
経常利益
-1,260
%

感想

7期連続で赤字なのに、純資産を増やして、
有利子負債をなくしているし、一般的な企業と含めて考えると
すごく不安だけど、純資産より時価総額がかなり評価されているのは
収益化したときの大きさだろうから、それだけに創薬系が生み出す利益を感じる。

第一興商 2020年3月期 第1四半期決算 メモ

カラオケは「DAMが空いてればDAM」派なので
第一興商の決算(8月5日発表)をチェック

特色

業務用通信カラオケ「DAM」で業界首位。直営で「ビッグエコー」や飲食店運営。音楽ソフトも
参考 (株)第一興商【7458】:株式/株価 - Yahoo!ファイナンス

対象の決算期

2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

ざっくり言うと

業務用の機器は新商品が若干下がり気味の売れ行きだが、
カラオケ店舗は10連休の効果などもあり、増収増益。
全体では増収減益
10年間営業利益率13~14%で安定して推移。

2020年3月期 第1四半期業績 (百万円)
指標 金額(百万円) YoY
売上高
35,492
1.9%
営業利益
5,270
-1.5 %
経常利益
5,593
-3.9%
四半期純利益
3,568
-6.3%
資産現状
項目 金額(百万円)
総資産
183,940
純資産
132,985
時価総額(2019/08/16 15:00)

263,850百万円

2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
指標 金額(百万円) YoY
売上高
145,900
1.4%
営業利益
20,200
2.7 %
経常利益
21,200
1.5%

感想

BSにカラオケ、飲食店として記録しているのが、第一興商ならでは。
業務用のカラオケと、カラオケ・飲食店店舗の売上が同じくらいで
カラオケ店舗側が成長しているが、利益率はそちらのほうが低いので、
このまま構成比率が変わると全体の利益率が下がりそう。

決算説明会資料リンク

2020年3月期 第1四半期 決算短信PDF